90年代生まれの戯言
田舎者のつぶやきブログ
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アスベストとは

12月22日 労働組合法制定記念日

労働組合 写真 - 無料イメージのダウンロード - Pixabay

この日は1945年に労働組合法が公布されたそうです。

労働組合って戦後すぐに制定されたんですね。もう少し後から制定されたと思ってたけど以外と歴史があるんですね。

私の会社は日本でもそこそこ組合が強い(?)とは聞いたことがありますが、他社の事例を知らないため、どう他社と違うのかわからないのでいまいちすごさがわからず、なんだかすごいことやってるはずなのに組合の担当者は少しかわいそうですね。

こういうのは実際にやってみないと組合ってどういうものなのかわからないですもんね。だからと言って進んで組合やってしまうと仕事がままならなくなるので進んでやりたいとは言えませんが。

今日はアスベストの話

本日また嫌なニュースを拝見しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201222/k10012778361000.html

どうやら家具メーカー大手のニトリが販売している商品の中にアスベストが含まれている恐れがあるというニュースです。

この問題はニトリだけではなく、先日はカインズの商品にもアスベストが混入しているということで問題になっていたばかりです。

カインズだって十分に大企業なのに。。。そんな有名な企業の商品でアスベスト混入しているとなると、他の企業が取り扱っている商品にもアスベストが含まれているのではないかと疑いたくなりますね。。。

どちらの企業でも回収のキーワードになっているのが珪藻土を使った商品になります。

珪藻土(けいそうど)は近年ライフハックの代表的な素材の一つとしてネットで話題になっていました。

この珪藻土の何がすごいかと言いますと、とにかく水分を高速に吸収してくれるんです。それなのに吸った土はふやけることなくすぐに乾燥します。

どのようなロジカルでそんなことができるのか詳しくわかりませんが、この効果を使って近年は水回りであったり、コップのコースターなんかでよく使われる素材になりました。

私も今年のふるさと納税で珪藻土バスマットを返礼品としてもらったばかりだったのですが、そちらにもアスベストが含まれている恐れがあるとのことで回収されます。

商品としては文句なしで買って良かった商品だったので、次は安全な商品が来ることを期待したいですね。

ところでアスベストって久しぶりに聞いたな。90年代生まれの人たちはこのアスベストの話は小学校・中学校で話題になったのではないだろうか?

File:Slagwool.jpg - Wikimedia Commons

私の中でのアスベストの思い出と言えば、小学校の授業中にアスベストを検知するような機械を持った2人の男の人がやってきて検査していたことが今でも頭の片隅に残っています。

ただ、問題となっているこのアスベストは何が問題なのかわからずに大人になってしまっていたな。

今日はアスベストの何が危険なのか調べてみることにします。

・アスベストの歴史

日本でアスベストはどのくらい普及していたのでしょうか?
https://www.erca.go.jp/asbestos/what/whats/ryou.html
こちらのサイトで歴史が紹介されています。

どうやら使われていた年数は1970年から1990年くらいまで日本国内では使われていたそうですね。そしてこの用途の8割は建材に使われていたそうです。

そこから次第に有害性があることがわかってきて、2004年の労働安全衛生法施行令の改正によってアスベストを使用した建材や接着剤などの製造が禁止されてしまったようです。

だから1970年から1990年ごろに建てられた建築物にはこのアスベストが含まれているリスクがあり、建物の解体時などに大量に飛散することからとても危険であるためにアスベストに関する特別な対応規則も2005年に施行されて年々この規則は改正されて今日に至るようです。

ひょっとすると私の小学校もその年代に建造もしくはリフォームされた小学校であったから事前調査ということで検査していたのかもしれませんね。
勝手に納得しました。

アスベストは何が危険?

では、肝心のアスベストいったい何が危険なのでしょうか?
https://www.erca.go.jp/asbestos/what/higai/mechanism.html
上で参照したサイト同じ系列で同じくわかりやすく書いていました。

どうやら要約すると、目視も難しいくらい細い繊維で形成されていることからとても軽く、飛散すると空気中を漂いやすい性質を持っているようです。

そんなアスベストが人の肺に入り込むと、アスベストは人の肺胞に沈着しやすいという特徴があるそうです。

これがすぐにつばや痰などによって吐き出すことができれば良いのですが、アスベストの繊維は丈夫で変化しにくい性質を持つことから肺の組織内に長く滞留すリスクがあるようです。

この状態が長く続くことで肺の繊維化や肺がんなどの呼吸器系の病気発症させてしまうかもしれないとのことです。

つまり、一回吸っちまったら体から取り除くことができない、吸い込んだら体に蓄積されて怖い病気になってしまうというのです。

こいつは恐ろしいですね。。。

何気なく建築物の解体現場とか横を通り過ぎていましたが、今度からはなるべく呼吸しないようにしないとですね。

今回のニュースに振り返りますと、珪藻土にアスベストが混入していると怖いのはおそらくやすりで削った場合の飛散でしょうね。

上で書いたように珪藻土は水分を素早く吸収してくれる優れものなのですが、経年劣化も当然置きます。

そこで推奨されているメンテナンス方法がやすりで表面を削るという対応です。

要は珪藻土商品の表面上にゴミが付着することから吸収効率が悪くなるという考えのもとからそのゴミを削り落とすという理屈で紙やすりを使って掃除するというのが珪藻土商品、少なくともバスマットはそのような対応が推奨でした。

こんな商品に万が一アスベストが混入していたらやすりで削った繊維が浮遊して簡単に口の中に入ってしまいそうですよね。

何とも恐ろしい。幸いにも私は珪藻土バスマットを使用して半年以上たちますが、まだ一度もメンテナンスをしていませんでしたのでこのリスクは未遂で終われそうです。

しかし、半年たっても十分バスマットの役割は果たしてくれているのだから、アスベストのリスクがなければ大したものだっただけにとても残念ですね。うーん。

この問題によって少なくともニュースで出た企業の商品は改善されるでしょうから安パイは同じ企業の最新版の商品を購入するのがよさそうかもですね。

もしくは珪藻土を使うことを辞めてしまうかでしょうか。

本日はここまでにします。皆さんも使われている友人などがいましたら雑談交じりにでも商品を交換するように促した方が無難かもしれませんよ。

それでは、また。