12月28日 身体検査の日
この日は1888年に、文部省がすべての学校に対して毎年4月に生徒の身体測定を実施するように訓令を出した日とのことです。
皆さんは子供の頃、健康診断で一番気にするところはどこだったでしょうか?
私は「身長」と「体重」でした。
まず「身長」ですが、皆さんも背が大きくなりたいという願望が強くあったかと思いますが、私は特にその願望が強くありました。
というのも私には兄がいるのですが、兄は小学校6年時点で身長が165cm以上ある長身体型で早熟な体質でした。最終的には185くらいまで成長し、誰もがうらやむ大きさになってしまいうらやましい限りです。
一方で私の場合は、小学校卒業時点150cm程度と平均身長くらい。中学校までバスケ部をやっていても伸びに伸びず、中学3年のバスケ部を引退する8月まで身長は160cmすら届きませんでした。
まだ伸びしろのある伸び方をしてくれていればまだ展望を望めたのですが、直近の身長の推移を見ても半年で1cm程度しか伸びないペースと鈍化した推移をたどっており、いつ伸びが止まってもおかしくない状態でした。
俺はこのまま170cmも行かずに卒業することになってしまうのかとその当時は悲観していたのをよく覚えています。
しかし、そのバスケ部を引退してから急激に伸長が伸び始めます。
その伸び方は大学生になるまで続き、結局はギリギリですが、私も180cmくらいの身長に成長することができました。
恐らく第二次成長期が来るのが兄に比べて遅かったのでしょうね。
髭とかすね毛が生えるのも高校3年くらいまではえなかったですし。
まあでも、当時の中学生なんて自分の身長がどこまで伸びるかわからないんだからいつも身体測定はナイーブな気持ちになってましたね笑
次に「体重」ですが、私の家では米を多く食べることは特に何も言われない家庭だったので、子供の頃は茶碗2,3杯はよく食べていました。
まあ今でも米2号くらいは食べられるのですが、そこはダイエットというか不要なエネルギーになるので取らないようにしています笑
そんな食生活をしていましたが、上で書いた通り部活動でバスケ部に所属していたこともあり、エネルギーを発散させる場所は十分ありました。
ただ、そのバランスがやや食事の方が勝ってしまい、年々体重は増えていき、身長は伸び悩むというちびデブ状態に陥ってしまいました。
バスケでは体重もポジションと身長によっては十分武器になる要素があるのですが、私の場合は体重のせいかバスケのセンスがないせいか身長が高い人に任せられるセンター(SLAM-DUNKのゴリのポジションです)で固定されてしまい、全く活躍できないベンチ要員になってしまいました。
体重がすべて悪いというわけではないですが、他にも太っていると、あせっかきになったり、身体が重いので運動量が他の人に比べて少なくなってしまうだったり食い意地が強くなってしまうなど、太っていることでいいことはほとんどありませんでした。
唯一良かった点は北海道の冬をTシャツ一枚でもすごせたことくらいでしょうか。
当時兄にはアザラシ並みの皮下脂肪があるから成せる技と笑われましたが、まさにその通りで、やせ始めたときと冬の生活を比べると体感温度の差は歴然でした。
そういう点では夏は痩せて、冬は太るという暮らしが最も北海道の気候に順応した生活なのかもしれませんね。
そんなこんなでこの「体重」についても青春時代は悩まされたのですが、大学入学から半年かけて一人暮らしの生活を覚える期間の3,4か月で食が細くなったことから体重が20kg落ちてしまい、一気に標準体重に戻ることができました。
そう考えると、体重増加の要因は自分の家の生活全般が太る要員だったのだなと振り返って初めて気づくことができました。
だから今実家に住んでいて体重に悩んでいる人がいましたら、一人暮らしをしてみると一気に体重が落ちるかもしれませんので、試しに2,3か月生活してみることをお勧めします。
ただ、この生活は逆もしかりで、実家では厳しい食事制限を守っていたような人が一人暮らしを始めると、親の監視下からの解放によって悪い食生活をするようになってしまい、激太りする人もいるようですね。
私の家の場合は自由過ぎたことから自分でコントロールするようになって痩せましたが、確かにそのパターンもあるのか。
そういうことで、今現在は身長は平均以上の身長で体重も標準体型と普通のスタイルを保つことができています。
今後おじさんになるにつれて怖いのは体重と腰でしょうか。
大人になって酒を覚えてしまうと、今度怖いのは酒による肥満です。
よくビール腹と呼ばれるお腹だけ太ってしまうという状態ですが、最近の悩みはその腹にならないかが心配であり、予防していることになります。
次に腰ですが、これは身長が高い人にとっては着いて回る問題になります。
日本の住居はどれも身長の低い人でも利用できるように作られているため、洗面台やキッチンのシンクなどは高身長の人には少し低いと思わせる設計になっていることが殆どです。
そのため身をかがめて手洗いや料理、食器洗いなどを行うのですが、これを毎日毎年やることによる経年劣化によって腰を痛めていしまうらしいのです。
まだ私はアラサーなので、そこまで腰に関する心配事は抱えていませんが、今後アラフォーとかアラフィフになるにつれてその経年劣化が蓄積して下半身が弱ってしまうことを今から恐れています。
なので、そういう低い台で作業する際は、腰を曲げるのではなく、足を広げて膝を下して作業することで予防することにしています。これはこれで太ももが鍛えられるので、一石二鳥になります。
ということで、昔も今も身体に関する心配ごとは様々です。
これからも健康でいられるようにするために社会人は健康診断を重んじて受けなくてはならないなと再認識させてくれる本日のブログでした。
それでは、また。