90年代生まれの戯言
田舎者のつぶやきブログ
スポーツ

衰退するのかビリヤードよ

7月20日 ビリヤードの日
1955年のこの日、ビリヤード場を風俗営業法の規制の対象外とする法案が成立した日だそうです。
私が子供の頃のビリヤードのイメージと言えば峰不二子みたいなエロいねーちゃんが打つかトムとジェリーで登場するくらいのイメージでしかありませんでしたが、当時は風営法に該当する部類だったんですね。まあ確かにビリヤードって大人なイメージではありますね。お洒落な洋画とかルパン三世とかのイメージが自分の中にもあります。スーツコーデのようなしっかりした服装でないとできないような。
この規制が緩和されてから61年放映の映画「ハスラー」と86年放映の「ハスラー2」でビリヤードブームが起きて一気に広がったとかそんな感じなのかな。

今日はそんなビリヤードの話
皆さんってビリヤードしたことありますか?
私は大学時代にビリヤード同好会の部長を経験しているくらい一時期ビリヤードにのめり込んでいた時がありました。
学生時代までは自分で言うのもなんですが、ある程度の実力者(B級)までとは互角に渡り歩くことができていたのですが、
社会人になってブランクがあったのかそれとも違う世界に移ったからなのか一般の人に毛が生えた程度まで弱くなってしまいましたね…

しかしビリヤードって若者にはあまりプレイされない娯楽ですよねー。よく隣接されるダーツにお株を奪われているようなイメージです。まあ確かにダーツのほうがシンプルだし手軽でルールもわかりやすいし点数計算などうまくデジタル化したからやりやすいですよね。その点ビリヤードはなかなかデジタル化しにくい娯楽ですね。。。台に衝撃を与えるわけだから機械を入れたりすると壊れやすくなってしまいますし、薄暗いところに置かれていることが殆どですから画像認識なんかも精度が悪そうだしで結構難しそうですね。

ビリヤードの一番難しいところは最初経験してから慣れるまでなんですよね。
初心者ほど正しく棒で玉を撞くことができないので、思ったところに玉がいかなかったり穴に入らないから面白くなくてダーツで遊んじゃうんですよね。
ビリヤードの面白いところは正しく玉を撞くことができるようになることだと私は思います。
自分の頭の中で予測した軌道に玉が移動して壁に跳ね返り、イメージ通りの構図になったりそれを続けて成功することなどができるようになるのが快感なんですよねー。
この入門口が意外と狭く、周りに経験者もいなければ一向に成長することはないのが厳しいところ。あと頻繁に遊んだりもしないのでこの前覚えていたことも忘れたりするようになってしまうため、やっぱり初心者には難しい。
そういう点では将棋みたいな感じかもしれませんね。将棋も初心者が勝てるようになるまでは相当厳しい道が続くと昔ハチワンダイバーという漫画で見たことがあります。その分勝てたときの喜びはひとしおでしょうしねー。

そんな昨今の若者のビリヤード離れもあってか、新型コロナウイルスが流行する以前から北海道のビリヤード界隈は縮小傾向にあるような印象を受けています。私が同好会活動をしていた札幌のビリヤード場も途中からビリヤード台が減らされたり、大会を開催されていた場所も閉店してしまいました。
需要がなければ衰退するのが当たり前ですが、自分が関わっているようなことだと少し寂しいですね…
ビリヤードをメインにしたドラマとかあってもいいような気がするんですけどね。というとダーツもそうか。
まあ正直絵面は地味かもしれませんが。どうにかして初心者を取り込めるようなチャンスがないものかと考えたりします。
あとはコロコロコミックなんかでビリヤードをテーマにしたおもちゃなんか出ればブーム作れないかなー笑

それでは、また。