6月23日 今日はオリンピック・デー
1894年のこの日にIOC(オリンピック委員会)が設立された日とのこと。
今日はそのままオリンピックの話
2020年東京オリンピックは残念ながら現時点で延期になってしまいましたが、果たして来年開催することはできるのでしょうか。っといったことを今悩んでいてもしょうがないので過去のオリンピックでも振り返りながら待つことにしましょう。
ということで今回は私が今まで見てきたなかで感動したオリンピック名場面をベスト3で発表したいと思います。
ところで皆さんはいつのオリンピックから見ていますでしょうか?
私は1992年バルセロナオリンピックの年に生まれました。その大会自体は見たことないですが、有名なので思いつくのだとバスケットボールのアメリカ代表でしょうか。
通称「ドリームチーム」と呼ばれるメンバは我々の世代のバスケ部でも有名なメンバばかりが出場していることで
昔から知っていました。今ではYoutubeでドリームチームの試合も見れるからありがたいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=g2-zBIpJ3aE
そんな年に生まれた私が物心ついて初めて見るようになったオリンピックが
2000年のシドニーオリンピックになります。
それから2020年までのオリンピックは大体見てきていまして、その中で私の心の中に刻まれた名場面を
今回は紹介していきたいと思います。
第3位 最後の集大成
こちらは2014年に開催された冬季五輪のソチオリンピックでフィギュアスケート女子日本代表の浅田真央選手のフリー種目になります。
この演技に至るまでに幾多のドラマが背景も含めて3位に挙げさせていただきました。
浅田選手は前大会(2010年)のバンクーバオリンピックで初出場ながら銀メダルを獲得する快挙を成し遂げました。
フィギュアスケートは演技の完成度で得点を競う種目になりまして、浅田選手の前に立ちはだかっていたのが金メダルを獲得したキムヨナ選手でした。
それから4年後、別の大会である世界選手権などでは一時キムヨナ選手を上回る成績で1位を獲得するなど浅田選手は金メダル獲得候補の1名に選ばれるくらいの実力をつけていました。
ところが、本番のソチオリンピックでは2回演技する中での前半のSP(ショートプログラム)で致命的なミスを連発してしまい、その時点で16位とメダル獲得すら難しい位置に立たされてしまいます。
4年前の悔しい銀メダルから4年練習を続け、その間には優勝を経験したりと申し分ない実力をつけた中での大きなミス。
これには浅田選手も演技直後は放心状態となっており、当時の私の愕然としたのを覚えています。
そして後半の演技となるフリー種目が上の動画になります。
女子フィギュアの選手寿命はとても短く、浅田選手もこの大会が最後ではないかと噂されていました。
その中での最後かもしれない中で披露したフリーはミスをほとんどすることなく、無事滑り終わります。
演技終了後、感無量の涙を浮かべている浅田選手を見るととてつもないプレッシャーがあったんだなとその時初めて知った覚えがあります。SPでの演技を払しょくしたこの映像は今でもたまに見るだけ泣きそうになってしまいます。
第2位 チーム力で世界と戦った
https://www.youtube.com/watch?v=dERgE7by2Lk
こちらは2016年に開催された夏季五輪のリオオリンピックの陸上男子4×100mリレーになります。
この試合の何がすごいって陸上走る競技で日本が銀メダルを取ったというところですね。
リレー競技では個の走る能力も大事ですが、バトンを受け渡しのタイミングなんかも大事になってきます。
この技術力の高さは他国よりも優れていると試合の前のドキュメントとかで放送するくらいですからそれだけすごいんでしょうね。
確かにこれまで見てきたリレー種目ではあのアメリカ代表ですらバトンミスによって失格になったことがあるくらいです。
その中で日本は予選から順調に結果を出して決勝へ進みます。
対戦相手は強豪アメリカとジャマイカ。
ジャマイカには100m世界最速のウサイン・ボルト選手も出場しています。
そんな中で日本はジャマイカ代表の隣のレーンでスタートします。
バトンパスはすべて成功し、3レーン目までは何とジャマイカ代表にも競り勝っている状態です。
そして最終コーナーの4レーン。アンカーはボルト選手、日本はケンブリッジ飛鳥選手。
なんと先にバトンを取ったのはケンブリッジ選手でした。もうこの時点で「お?まさか?」と思わせてくれます。
ボルト選手もさすがです。2,3秒後には差をつけるように走り去りジャマイカ代表が1位で終わります。
これだけでもすごい試合だったなと思えるのですが、次の日のニュースで取り上げた写真でこの試合のすごさを
改めて知らせてくれました。
写真にはケンブリッジ選手とボルト選手の一騎打ちで走る写真なのですが、ボルト選手の目線を見ると、隣のレーンを
走るケンブリッジ選手を見ているのです。この写真は私の中でとてつもない衝撃を与えてくれました。
陸上競技の花形の走る種目においてアジア人がメダルを取る難しさはシドニーオリンピックを見ていた時から知っていました。
その中でこの試合ではチーム力で2位という偉大な成績を残し、挙句の果てに世界最速の選手の目を泳がすまでの脅威だったということを見せつけてくれました。アジア人でも頑張れば金メダルが取れるかもしれないと思わせてくれる試合でした。
東京オリンピックではこのリレーに出場しているメンバが何名かおそらく出場し、今度こそ金メダルを取ってくれると信じています。東京オリンピックで一番期待している競技かもしれませんね。本当に楽しみです。
第1位 栄光の架け橋
https://www.youtube.com/watch?v=NoGMdfo9Kb0
第一位は2004年に開催された夏季五輪のアテネオリンピックの体操男子団体の最終種目になります。
アテネオリンピックを見るまでの私は体操に興味がなく、小学校の体育のようなマット運動とか知らなかった私にとって体操競技の映像はどれも衝撃的でした。人間の身体が重力を無視してピュンピュン回転したり飛び回るんです。
それでも 着地はしっかり決める。人間じゃねぇと当時思いました笑
そうしたことを思っているうちに日本の男子団体はトントン拍子で決勝まで進めていきます。
日本はすべての種目を終え、最後の種目である鉄棒でエースの富田が出場します。
うろ覚えで恐縮ですが、この鉄棒の競技の順番は日本が最後だったかと思います。これが終われば結果が決まる。
もうなんか最終競技で日本のエースが演技するってこれだけでもドラマだなと当時小学校6年の自分は思いながら見てました。
その中で富田選手は一つもミスすることなく演技を終え、結果は見事の金メダル。
その映像の富田選手の鉄棒競技はとても美しかったのを覚えています。どの選手も知りませんでしたが、富田選手の鉄棒が一番きれいだなと思えるくらいすごかったですね。
私の人生で一番最初に衝撃を覚えたという点で1位に挙げさせていただきました。
以上になります。皆さんベストに該当する競技はありましたでしょうか?
あと何といってもオリンピックのいいところはアナウンサーの実況ですよね。
いつも冷静に情報を伝えるアナウンサーが興奮しつつも冷静に視聴者に伝えるあの雰囲気がより感動させるんだろうなって思います。アナウンサーってすごいですよね。
それでは、また。