90年代生まれの戯言
田舎者のつぶやきブログ
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最近読む漫画・見るアニメについて

今日は最近見る漫画やアニメの話。
最近は暴力描写の多い漫画は読めなくなってきました。
昔は戦争ものとか格闘ものとか血が滾るようなアニメだったり少年漫画を
他の少年同様に見て育って、楽しかったのですが今はそういうストーリーよりもいわゆる日常系のストーリーを見るようになりました。

なぜ暴力的なストーリーを見なくなったか。なぜ大人になるにつれて暴力的な表現や残酷な話など見なくなったのか。

一つは自分が大人になってしまったのだろうと考えている。子供の頃というのは情報を得る手段はテレビ、雑誌、家族や友人から情報交換をするという狭い空間での情報交換で終わっていた。さらに子供の行動範囲などそこまで広くなく、大人の雑誌や深夜番組なども見ないため暴力的な表現、例えば戦争というものがどういうものかは「機動戦士ガンダム」などで覚えるしかなかった。しかし、大人に成長するにつれ歴史を知り、本当に起こった歴史などを勉強して理解していく。アニメのようなフィクションよりも現実のほうがよっぽど残酷で恐ろしいということを理解し始めていくと、今まで恐ろしく思えていたアニメや漫画の表現が中二病的に言えばかわいく見えてしまうようになってしまったのだと思う。


二つ目は戦闘シーンよりもストーリーが気になるようになってしまった点である。格闘漫画と言えば「ドラゴンボール」や「グラップラー刃牙」のような作品は今でも好きな作品であるが、20代の終わりを迎える今、こういう作品を初めて読んだらおそらく子供の頃に読んでいたころとは楽しみ方が
違うのだと思う。子供にとって戦闘シーンというのも日常では見ることがない描写で興奮してみていた。だが大人になるまでに様々な戦闘シーンを何万回と見ていると飽きてしまうようになる。
悟空とフリーザの戦闘よりも戦闘後の展開の方が気になってしまい、そのキャラクターの勝敗など気にしなくなってしまうのだ(勝敗によって展開が変わるんだから勝敗だって気にしてんじゃんという考えはここでは省略)。


三つめは時間が無くなってしまったというのもある。時間がない。とにかく時間がない。社会人になって作品を見るという時間が年々と優先順位がどうしても下がってしまう。その逆に子供の頃はレンタルビデオやケーブルテレビのエンドレス再生のコンテンツしかなかった時代に比べてインターネットで好きなタイミングでほぼすべての好きな作品を見れるようになった今のほうが見れるはずなのに多くの作品が見れないというのは何とも皮肉な話だ。そういう点もあり、基本アニメは1クール(3か月程度で終わる期間)の作品がサクッと見終えることができてよく見るようになった。という理由もあって日常系が好きになったのかもしれない。突き詰めていくとまだまだ他にも今のような作品しか見なくなった理由はたくさんあるのだが、書いていてもキリがなくまとまらないため、今日はこの辺で終わろうと思います。

それでは、また。