90年代生まれの戯言
田舎者のつぶやきブログ
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車の魅力

9月22日 カーフリーデー
この日は世界の約2000都市で、都市中心部へのマイカー通行規制が行われるそうです。

元々は1997年のフランスの地方で行われた社会実験が始まりとされていて、翌年の1998年からフランスの環境省の呼びかけで全国一斉に行われるようになり、日本では横浜市や名古屋などでイベントが行われているようです。

札幌から東京に来て驚いたことの一つは交通量に多さに対しての道路の狭さだったなー。

東京の道は北海道に比べると3周りくらい狭い。

一度自力で帰れなくてタクシーを使ったことがあったけど住宅街を通るときは本当に狭くて車一台分のスペース歩かないかぐらいの道を熟練ドライバーの腕ですいすいと通過した時は大変衝撃だったことを覚えています。

東京で運転される方々は本当にすごいですね。毎回細い道を慎重に徐速で通ろうとするなら私はストレスで運転できなくなりそうですが。

私は運転免許を持っていますが、なるべくなら運転はしたくありません。そういいつつ運転しないと感覚が鈍くなってしまうから札幌時代は細目に運転して練習していましたが、東京に来てからは車を手放したので全くのド素人に戻ってしまいました。

しかし東京にマイカーって必要ですかね?

圧倒的な公共交通機関の整備と細目な移動はタクシー使えるんだし、よっぽどの趣味でもなければ車なんざ持たなくていいような気がするんですけどね。それでも車はたくさん走っている。

まあでも趣味でアウトドアとかやる人ならタクシーでそこまで来てもらうっていうのもよくないし欲しくもなるか。ゴルフとかキャンプとかは荷物も多くなるしな。

私も趣味の一つで登山をしていますが、あまり有名な山や登山コースでないと駅やバスも通ってないから毎回大変なんですよね。幸い関東で住んでいる友人が車を持っているので、そちらに相乗りして私の場合は事なきを得ていますが。

それにしたってレンタカーを使えばいいわけですしね。

わざわざ事前の手続きや車を取りに行かなければならないという面倒さはありますが。
で、勝手な妄想ですがこういったレンタカーの面倒な手続きとかをしなくてもよさそうなカーシェアリングはもっと流行ってもいいような気がするんですけどね。

車の持ち主も副業パーキングのように小遣い稼ぎとしてお得にもなりそうな気がしますし。

ここまでは車にあまり魅力も興味も持たない人間としてつい思うことをグダグダ言っていましたが、車を持つ身としても考えてみたいと思います。

私も札幌時代は車を持っていましたし、そこそこ運転もしていました。そこで感じた車の便利さやハマる魅力なんかも自分で車を持つことで初めてわかるようなことが多くありました。

一つは好きなところにどこまでも行ける圧倒的な自由性です。

車を持たなかった頃は駅からもバスからも遠いような微妙な場所は行くメリットとかも考えていかなかったりすることが多くありました。

私の場合は趣味でレトロゲー発掘のためにリサイクルショップや中古ショップを巡ることが多くあり、たいていそういったお店は車通りの多い購入品を車で運べるような場所に多くありました。

だからそれまで面倒くさかったような場所のお店も車を持ったことで格段に行きやすくなり、移動範囲も格段に上がったのは事実になります。

あとは北海道の規模で考えると、何も考えずにフラッとドライブで隣町の観光地に行けちゃうようなところも魅力でしたね。私の実家は旭川ですが、車を持てば簡単に隣町の美瑛や富良野に遊びに行けちゃうため、ちょくちょく運転の練習という名の観光旅行をしたりしたのも懐かしい思い出です。

まあその時は原付を使ってきたりもしましたが笑

二つ目は車は自分の城にもなれることです。
車の良いところは自分の空間を作れるところにもあるかと思います。

車内では自分が一国の主になれるのです。だから何をしても怒られない。いくら騒いでも家のようにご近所トラブルも発生することは条件を限らなければ何やったって怒られません。

私なんかは大声で歌うことや独り言をぶつぶつ言うこともよくあるので、カラオケとかに行けないときは運転中なんかに大声で叫んでたりもしていました(もちろん大声も限度はあると思いますが)。

それでも誰にも迷惑をかけない車というツールは他に代わりは聞かないのではないかなと思います。

最後は車は自分の好きなように改造して遊べる大きなおもちゃにもなるという点です。

車はメカです。男の子は嫌いじゃない人の方が多いでしょう。自分の車を持っていて、他の車や教習車と比べるとやはり駆動が一つ一つの車で違うんだなと実感することができます。

私の持っている車の感覚で別の車のアクセルペダルを踏んでも理想とする発進ができなかったり、シフトレバーの位置が違って焦ったりすることがたまにありました。

で、そういう違いに気づいてくるとどんどんと自分の車をカッコよくしたくなったり運転しやすいようにチューンしたりしたくなってきたりします。

私の会社の先輩なんかは自分のブログで車のカスタマイズ日記をちょくちょく書いたりして遊んでいたりするようで、独身の頃は毎日のように車体のシルエットが変わっていたそうです笑

私もお下がりの中古車をもらって少し経ったときに自分が運転しやすいようにスマホスタンドを取り付けたり、USB充電プラグを装着したりとより快適に運転できるようにする方向でカスタマイズしました。

そうやって自分用に染め上げた車で運転すると、以前の運転に比べてよくなっていることを噛みしめながら運転できるのも楽しさの一つだなーっと感じたりしましたね。

あとはもっと根本的な理由ですが、運転すること自体が楽しいというところです。

私自身運転は人身事故を起こしてしまうかもしれないという恐怖感が強いため、積極的に乗ることはしませんでしたが、いざ運転してみると楽しさの方が勝ってしまいます。

だから車不要論は唱えつつも魅力を知っていると、そこまで強くも言えないのがもどかしいところですね。結局お前はどっちの味方なんじゃいと。

私もいずれは北海道に戻ることを考えると、いずれは車は必要になるのでしょうか。

それともそのような時代までには田舎でも車を持たないで生活できるような第3の移動手段が生まれてくれるのでしょうか。私は後者に期待しながら今日も東京で生活を送ろうと思います。

それでは、また。