90年代生まれの戯言
田舎者のつぶやきブログ
その他

謎の電話番号

9月11日 公衆電話の日
1900年のこの日は日本初の自動公衆電話が東京の新橋と上野駅前に設置されたそうです。
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1105/26/news075.html
今の公衆電話は電子マネーに対応したモデルなんかも出てるんですね。

携帯電話が庶民にも使われ始めてきた90年代後半から徐々に公衆電話や電話ボックスなんかも減っては来ているものの、常に最新型として進化もしていたんですね。

まあ田舎の北海道に最新型が来る前に街は朽ちていきそうな気もしますが。

今日はそんな公衆電話の話。
皆さん公衆電話って使ったことありますか?
今の若い世代は特に生まれてから携帯電話がすでに家庭を座巻していたりする世代だからひょっとしたら電話子機すら触ったことが無いっていう世代でもあるかもしれませんね。

私は1992年生まれですが、ちょうど我々くらいの世代の家庭は携帯電話を家族の一人が持ち始めて浸透しようとしていた世代でした。

だから私自身も携帯電話を持つまではあまり公衆電話を使う機会が少なく、よくて家族に電話するくらいでした。

そんななかである日、部活の先輩からオモシロイ話を聞きます。
「宇宙と交信することができる電話番号を見つけた。」

なんだ宇宙と交信って?というかその電話番号ってなんだ?
どうやら教えてもらった電話番号に電話すると、宇宙とチャネリング(交信)するおじさんの声が聞けるらしいのです。

ただ先輩からは電話代がかかるかもしれないから家では絶対にかけるなと釘を刺されました。

そこで活躍するのが公衆電話です。公衆電話なら家に迷惑をかけずに100円入れれば無制限に電話もかけることができる。

ということで友人たちと近所の電話ボックスで宇宙と交信する電話にかけてみる。

着信音が鳴ってる間は本当に誰かがかかってくるのか、もしくは先輩のいたずらで赤の他人に電話がかかるのか、とドキドキさせながら待っていたのをよく覚えています。

実際にその電話はかかり、当時は気づきませんでしたが、自動音声が流れ始めて宇宙と交信するといいながら5,6分くらい変な呪文を唱えていました笑

実際は自動音声でそれ用の電話番号にかけて終わりという内容でしたが、当時の私たちはその仕組みもわからず、全くどこのだれかもわからない人と電話することができた体験と、不思議な自動音声を聞けた喜びとで感動したのを覚えています。

今の子供たちはそういう点はインターネットでの出会いになり、デジタルになりましたね。昔を信奉しているわけではありませんが、アナログにはアナログなりの感動もあるんだということを今の子供たちにも経験してもらいたいですね。

そういう点では昨今の若手社会人は電話の取り方を全然経験しなかったため、赤の他人との話方ができないまま社会人になるケースが多いという新聞記事を以前見かけたような気がします。

電話は子供には縁の遠くなったコンテンツの一つなのかもしれませんね。

ちなみに先ほどの宇宙との交信ができる電話番号ですが、もうどんな番号であったか覚えていませんが、適当にネットで検索すると出てくると思います。

割と我々90年代生まれの人間には有名な出来事だと思いますので、ネットで上がっているのではないでしょうか。

面白半分でかけて通話代がすごいことになっても当方では責任は持ちませんが、お暇な方はかけてみると多少の暇つぶしにはなるやもしれません笑

それでは、また。