90年代生まれの戯言
田舎者のつぶやきブログ
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ろうそくだーせ

7月7日 七夕の日
七夕で有名な日ですが、北海道では七夕は8月7日なんであまり実感がまだわきませんね。
他の地方の七夕ではどのように祝うのでしょうか?せっかくだから今度会う会社の人にでも聞いてみようかな。

今日はそのまま北海道の七夕の話
皆さんは「ろうそくだーせ」という北海道のイベントをご存知でしょうか?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%82%AF%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%84

私のなかで七夕と言えばこのイメージです。
このイベントは北海道の七夕である8月7日に行われるイベントでして、どんなイベントか簡単に言いますと、18時以降に子供が他人の家に行き、チャイムを鳴らしてお菓子をくれないといたずらするぞと 脅して人様の家のお菓子を奪っていくというイベントになります。
まんまハロウィンです笑
でもこのイベントはハロウィンが日本で流行する随分前からあったイベントなんですよね。それなので日本でハロウィンが流行し始めてきた2000年代以降のニュースを見て今ハロウィンがブームです!とか言われても「ろうそくだーせと何が違うんだ?」とよく思っていました。
あとハロウィンと違うところは特段仮装しなくてもいいというところですかね。

このイベントの面白さは何といっても他人の家のお菓子を無料でもらえてしまうという点にあります。
このイベントを通じて自分たちが良く買う駄菓子以外のお菓子などを知ることができるいい機会でもありました。
あとは全く知らない人の家にチャイムを鳴らすという冒険感も相まって私はこのイベントが大好きでした。
イベント参加の晩年はお金持ちそうな家を集中的に狙い、高級そうな見た目のお菓子を奪うことを目的にしたりと色々と工夫を凝らしたりもしました。
そして私の地元ではこのイベントの終了後は近くの公園で花火大会をするのがイベント修了の合図になっていまして、集まったみんなでどこの家でどういったお菓子をゲットしたか戦績を報告し合ったりしてました。
今思えばとても社会性のあるイベントだったなと思います。
変わった家だとお菓子がないから100円玉くれたり、このイベントを知らない家は本当にろうそくを渡してきたりしたのが印象に残っています笑

ただ、近年のろうそくだーせは少子化による子供の減少や悪質な犯罪が増えたせいか私の実家の近所でろうそくだーせはすっかりやらなくなったそうです。仕方のないこととはいえ自分が楽しかったイベントが後世で廃れていってしまうのはとても寂しいですね。
まあその分ハロウィンという文化が入ってくればそれはそれで楽しそうでいいですが笑

それでは、また。