90年代生まれの戯言
田舎者のつぶやきブログ
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ハッカ油の脅威

6月20日(6月21日になっちゃったけど)ペパーミントの日
ハッカが特産の北海道の北見市が制定した日とのことです。
20でハッカとのこと。6月の北海道は梅雨がないからさわやかな風が吹くいい月だから6月なのかもですね。

今日はハッカに関連してハッカ油の話。
皆さんハッカ油って知ってますか?
ちょっと前に「探偵ナイトスクープ」で取り上げられたりニュースとかでブログちょくちょく取り上げられる油です。
なんで油がそこまで取り上げられるかというと、蒸し暑い日なんかにとてつもない効果を発揮するんです。

ハッカって皆さんどういうイメージでしょうか?
よくイメージされるのだとドロップとかの飴なんかでハッカ味というのが一番イメージしやすいですかね?
ハッカ飴ってどんな味って説明するとみんな大体「スースーする味」とか「清涼感のある味」とか「口の中が涼しくなる味」
とかって言われますよねー。

まず、ハッカってなんであんなにスースーするんでしょうか?
少し調べてみると、ハッカにはメントールという物質が多く含まれていて、このメントールを人体で一番感じやすい場所が目や鼻腔、舌や口腔内とのことです。
なるほど。だからハッカの飴を食べるとひんやりするわけだ。そしておまけにメントールはわきの下や腕などの人間の皮膚にも感度がいいとのこと。
なるほど。。。人体にも効くのか。。。

ハッカ油で夏を乗り切ろうとした大学時代
これは私が大学生の頃、私の住んでいた家にはガス暖房はあれど冷房はないという家でした。
まあ大学が札幌ということもあったので本州に比べれば暑くないだろうと思うかもしれませんが、私の住んでいた場所は札幌の中でも離れた山の近くで風が全く吹かず、さらには隣に家が建てられて1階という涼しくする要素が全くない家でした。
そのうえパソコンやゲーム、テレビなど熱を出す道具ばかり家にはあるわけでして、おかげさまで部屋には熱がこもりっぱなし。
汗でべたつくのがとてもストレスになっていた私は何か簡単に涼しくなれる道具はないものかと色々と買っては試してみました。
どれも安物の機械や道具を買っているせいか絶大な効力を発揮するものが出てきません。
あきらめかけていた時に偶然のネットで絶大な効果を発揮するということで見つけたのがハッカ油という商品でした。

ハッカ油とは読んで字のごとくハッカの香料やエキスを含んだ油のことであり、上記で書いたメントールの力を使って肌に塗るだけでどんなに暑くても涼しく感じられるという優れものです。

使用する際にはくれぐれも適量で…
この商品の存在を知った私は早速ネット通販で購入し、使うことに。
これで俺の夏の生活も多少は快適に過ごすことができるなと思っていたわけです。
私の使い方はテレビで見て知った浴槽に「適量」入れることで肌に爽快感を与えるやり方でした。
が、この「適量」というのが厄介なものでして、私の購入したハッカ油では4,5滴が適量という記載があったのですが、私はそれを見ずに20滴以上入れてしまいました。

その効果はというと。。。
す、すごい!めちゃくちゃ体中がスースーする!!お湯につかっているはずなのに冷たいプールに入っているような感覚になるんです。
浴槽から上がって熱いシャワーを浴びても浴びるお湯も全部涼しい。これはすごい…すごすぎてどんどん暑いどころか寒くすら感じてきた…
ん?寒い。寒いぞ…?めちゃくちゃ凍える!
どうやら私はこの適量の投入を間違ってしまったことで過剰のメントールを肌につけたような状態になってしまい、
爽快感どころか、真冬に裸でいるような感覚にまで陥ってしまったのです。
私はすぐに浴室を出て真夏なのに長袖長ズボンで布団にこもり暖を取りました。
しかし、それでも寒さは全然取れません。身体が全く熱く感じないのです。
風が当たるだけで寒気を感じるくらいメントールが効いてしまっているため、布団で簀巻きのような状態にして寒さをしのぐしかありません。
こうして一夜を明かすと何とか効き目も弱まり肌で暑さを感じることができるようになりました。
これ以降、このトラウマのせいかおかげかハッカ油を使うことはなくなり、暑さと共存することの間違った大切さを尊重するようになり、極度の暑がりは克服することができました。

ハッカ油を初めて利用する方はくれぐれも要領と用法をしっかり守ってください。。。
また、メントールはあくまで表面上でしか冷感効果がなく、身体の中の熱は下がりません。
私は真夏なのに布団に簀巻きという対応を取りましたが、最悪の場合身体は熱をため続けるので熱中症になる場合があります。
気を付けて使えば絶対に良いコンテンツなので、私もトラウマが薄まれば今度はちゃんとしたやり方で使ってみたいですね。
それでは、また。