90年代生まれの戯言
田舎者のつぶやきブログ
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ドラゴンボールのRPG

1.今回のゲーム
本日はスーパーファミコンのゲームについて語りたいと思います。
ゲームの名前は「ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説」。
本ゲームは1992年1月25日にバンダイ(後のバンダイナムコエンターテインメント)から発売されたスーパーファミコン用ロールプレイングゲームになります。
ゲームジャンルはRPGなのですが、一般的なFFやドラクエと違い、本ゲームはカードを使ってZ戦士が戦うという今では少し変わったゲームルールになります。

2.このゲームとの出会い
このゲームは私の思い出深いソフトになります。
たぶん自分で初めて選んで買ったスーパーファミコンでして、今はすたびれてしまった旭川の商店街のゲーム屋さんで買ったゲームです。
なんでこのゲームを買ったのかというと、そのゲームがガラスケースに入れられていてとても良いものに見えたんですね~。
そしてこのゲームのパッケージもカッコよかったんですよ。黄色背景にフリーザの不気味な微笑みと真剣な悟空の顔がいいんですよ。で、ガラスケースに置かれてるもんだから裏が見えないんですよね笑
だから正直どういうゲームかわからないんです笑
当時まだ幼かったのでゲーム雑誌で情報得るとかも知らなかったですし。だから正直パッケージで勝負するしかないんですよね笑

3.このゲームの良いところ
このゲームの良いところはいくつかあるので箇条書きで説明していきたいと思います。
 まず一点目は原作にはない展開に持ってこれるところがこのゲームの良いところです。ドラゴンボールの原作ではフリーザと戦うナメック星という惑星には悟空とクリリンと悟飯とピッコロとあとベジータくらいでしょうか、そのくらいですが本作ではゲームの進め方次第で他のZ戦士もナメック星に連れていくことができるのです!
頑張れば原作をぶち壊すことができるという展開ができるのがやはり自分で操作できるゲームのいいところですね。

 二点目はゲームシステムに癖が強いため、一般的なRPGが苦手な人には面白いところです(?)
私は小さいころ、みんながプレイしていたRPGのFFもドラクエも好きになれませんでした。理由の一つは5歳くらいの時にやったゲームのため、ストーリーを理解できなかったのです。
あとどこに行けばいいかわからないため、ゲームが進まなかったということもあります。(あと自分がゲームした後に唐突にカセットのセーブデータが吹っ飛ぶと兄に半殺しにされていたためというのもありますが…)
でも、ドラゴンボールはなんとなく原作をアニメの再放送などで見てて理解できていたため、何をしたいのかなんとなくわかり、進めるのです。これだけでもRPGの楽しみを覚えるのにはいいソフトでした。
 
4.このゲームの悪いところ
次に悪い点ですがこちらも色々とありますがキリがないので一つに絞りたいと思います。
本作はドラゴンクエストのようなランダムエンカウント(歩いているだけで勝手に敵と戦うことがある)を採用していますが、このシステムでの敵との索敵率が非常に高いのです。これは後にネットの情報を見て同じことを言ってる人が安心した覚えがあります。あぁ…俺の思ってたことってみんな思ってたんだなぁ…っと。
何がひどいかというとプレーヤーが一歩動くだけで敵とエンカウントしてしまうのです。一歩でエンカウントって…
まあそれは百歩譲って良い。当時これが唯一勧められるRPGだったし、戦闘シーンもかっこいいから見ててもそこまで飽きないし、レベルも上がるんだから。
…ただある程度レベルが上がると敵が逃げ出すようになるんです。要するに一歩動いたら敵とエンカウントして
敵が戦わずに逃げ出すそしてまた一歩進んだら敵とエンカウントというような状態がよく発生するようになります。
逃げ出すんならエンカウントしてくんじゃねーよ!っと当時思ったものです。
そういう点、そのあとにやったポケモンなんかは虫よけスプレーなど使えば敵を避けて進めるなどあって画期的なシステムだと思いましたねーああいう道具とか敵を避けるためのシステムの元祖は何だったんでしょうね?とにかくエンカウントが高すぎるのがこのゲームの一番ダメな点だと思います。

5.最後に
正直買って最後までやれていない分、人に勧められるゲームかと言えば難しいゲームですね…
でも戦略とかのねり方や意外と他のZ戦士も活躍させることができていいゲームだなとは思いますので、でも原作を読んだ上で「ナメック星にチャオズやヤムチャが来てたらどうなったんだろう…?」というifストーリーを妄想して楽しむ人にはそれを再現することができていいゲームだと思います。
まあ他のドラゴンボールゲームでも最近は原作のifストーリー展開はよくやってるから新しい方やった方がいいでしょうけども、ドラゴンボールでRPGやりたいという人にオススメかもですね!