7月17日 漫画の日
1841年のこの日、イギリスの絵入り諷刺週刊誌「パンチ」が発刊されたとのこと。
これが漫画につながる第一歩だったんですかね?
どのくらいの割合で絵が入っていたのか気になるところですね。ちなみにこの週刊誌は私が生まれた1992年まで連載を続け、151年間発行された長寿雑誌だったそうです。
今日はパンチに関連してモンキー・パンチの話
パンチと言えば単純に拳で殴ることやパンチ佐藤、タッチで出てくる犬、パンチパーマなどと様々なところでこのフレーズを耳にしていましたが私の中のパンチと言えばルパン三世の作者のモンキー・パンチ先生です。
90年代-00年代は定期的にTVスペシャルでルパン三世の新作が出ていた年代でしたね。
92年生まれの私にとってルパン三世は「テレビでたまに放送されるアニメ」という認識があったのはこのテレビシリーズの影響が強いのだと思います。
そしてこのテレビスペシャルシリーズは基本的には再放送などしないため、当時は録画するかリアルタイムで見るしか方法がありませんでした。で、小さいころなんて録画の技術なぞ知る由もなかったので私の場合はリアルタイムで見るしかありません。
たまに友達の家に遊びに行ったりすると毎年放送されるルパン三世のテレビスペシャルを大切にVHSで録画して保管しているのは
うらやましいと思いましたね。
話は少し脱線しますが、VHSレコーダーって私の中では取り扱い要注意の機械だったので、テープ媒体は途中で変なボタンなんか押すとテープが絡まるぞとかすぐに故障するからあまり触るなと兄や父に言われていた覚えがあったのもあり、録画とかは晩年にやったくらいであまり触らないようにしていたなー。
その点DVDやCDなんかは取り扱いやすい媒体になって良くなりましたよ本当に。
話を戻してルパン三世に。
といった背景もあり、ルパン三世は毎年の楽しみの一つとなり、親にもバカ殿とルパンはテレビ欄にあれば報告してくれとお願いするような大事なコンテンツになっていました。
ルパン三世の原作自体は70年代と大昔の作品なのに今でもテレビ作品として長く続くのには「サザエさん」とは
また違った秘訣があるんでしょうね。
私の考えではルパン三世はいつまでも「古さ」を感じないのが一つあると思います。
その当時の新しい文化や芸術性などをルパンはうまく吸収しているのがルパンのすごいところですね。
最近のルパンでオススメなのは「峰不二子という女」から始まった劇画風ルパン三世です。
この作品のルパンは今までのコミカルで親しみやすかったデザインから一新してハードボイルドな原作よりの劇画調タッチの
作風となっており、ストーリーもだいぶシリアスなテイストの作品に仕上がっています。
そのため、劇場版作品「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」などではPG-12指定が着くくらいルパンでは珍しく残酷な描写も出しています。
少し今のコミカルなルパンに飽きて刺激が欲しいという人にはうってつけのルパン作品だと思いますので是非見てみてください。
そういえば作者のモンキー・パンチ先生がルパン三世を作り上げるまでが描かれた漫画「ルーザーズ」見て知りましたが、先生は北海道出身なんですね。同じ北海道で雪と田んぼしかないような暮らしからどうやってあんなすごい作品を作ったのだろうとちょっと意外でした。で、そこから掘り下げていくと意外と有名な漫画家って北海道出身の人多いんですよね。何も娯楽がない方が妄想や絵を描くことに集中ができるからなのかなー。そういう点では私も北海道出身で素養があるのでは?!(あるわけない)
それでは、また。