90年代生まれの戯言
田舎者のつぶやきブログ
音楽

私の好きな加古隆の曲

7月6日 零戦(ぜろせん)の日
1939年のこの日、零式艦上戦闘機の通称零戦の試作機の試験飛行が始まった日とのこと。
私の中での零戦のイメージは百田尚樹さんの小説「永遠の0」と宮崎駿監督の「風立ちぬ」で作られています。
前者の小説では零戦の性能や敵国からのどういう点で恐れられているのか、どうやって攻略されていったのかなどをわかりやすく書かれていて参考になります。後者の作品では零戦をのちに作る航空技師達エンジニア側の視点のお話になります。こちらは当時宮崎駿監督のエンジニアが取り組む仕事の様や当時の家族生活などの描写がとても細かく描かれており、何かを作るということに対してモチベーションが上がる作品でオススメです。
そういえばともに2013年に映像化していて零戦フィーバーな年でしたね。

今日は音楽の話
皆さんは加古隆さんという作曲家をご存知でしょうか?
私は「白い巨塔」というテレビドラマを2000年に見たときにあまりの面白さに度肝を抜かれた覚えがあります。
この作品は色々な要素で突出している部分があるのですが、その一つがBGMです。
私は当時7~8歳くらいでしたが、この作品で初めてBGMの大切さを知りました。
BGMがあることで視聴者は落ち着いた雰囲気や感動の演出、緊迫した場面などを映像だけでなくBGMも加わることでより
作品への没入感が出る大事な要素になります。そのBGMの中でも加古隆さんの作るBGMは私のお気に入りが多くあります。
今日はその加古隆さんのBGMでお気に入りの3つを紹介していきたいと思います。
基本的に加古隆さんの存在を知ったのが唐沢寿明版の「白い巨塔」だったのでそこからの曲が多いです笑

1.ドラマ白い巨塔より「事件」
https://www.youtube.com/watch?v=tADei2bs2p0&t=490s

この曲はドラマでは何か物語が動きだすシーンなどによく使われていました。
白い巨塔は大病院内での政権争いが大きなテーマになっており、物語は終始重苦しい雰囲気で主人公やそのほかの登場人物たちは困難な場面に立ち向かっていきます。
そんな場面にマッチする重厚感あふれる感じがこの曲の好きなところです。

2.ドラマ白い巨頭より「果てしなき野望」
https://www.youtube.com/watch?v=tADei2bs2p0&t=165s

この曲のドラマでの使われ方は一話ごとの終わり際に流れることが多い印象です。
物語の主人公である財前が自分で下した決断に対して結果はどうであれ運命が進んでゆく様と哀愁漂うギターの音色がとてもマッチした良い曲です。
なんか夕暮れな感じを思い起こすような曲に私は聴こえるため、いつもこれを聴くとしんみりします。

3.ドキュメント映像の世紀より「パリは燃えているか」
https://www.youtube.com/watch?v=0RL7atbFfJM

こちらは映像の世紀のメインテーマになっている曲になります。
歴史が積み重なった重厚感ある曲調がいいですね。
あとドキュメントでは冒頭の語りからオープニングに入ってタイトルが出るまでのあのシーンは演出が神ですね。
いやもう全作品見ます見ますってなります。

以上になります。
加古隆さん以外にも良い曲に出会えたらいいなと思っています。
ドラマやドキュメントであと好きな人と言えば風林火山のテーマ作った千住明さんとかかなー。
最近はテレビを見ることも少なくなったので、機会は少なくなりましたがまた良い曲に巡り合えたらいいなと思っています。


それでは、また。