90年代生まれの戯言
田舎者のつぶやきブログ
音楽

MDプレーヤーの思い出

7月1日 ウォークマンの日
1979年のこの日、ソニーからウォークマンが発売されたとのことです。
ウォークマンという言葉もすっかり聞かなくなりましたね。
今では携帯端末で音楽を聴く端末はスマホになっちゃいましたね。

今日はMDプレーヤーの話
皆さんはスマホを使う前は何で音楽を聴いていましたか?
私と同世代の90年代生まれの人たちも初期の頃はMP3プレーヤーとかiPod(クイックホイールのみの第4世代)とかを使っていたという人が多かったのではないでしょうか?
私の家には4つ年齢が上の兄がいまして、兄はMDプレーヤーをつかっていました。私の中でウォークマンというと、MDプレーヤーを連想してしまうのはこの兄が利用していたMDプレーヤーの思い出が強いからだと思います。

私が小さい頃の90年代の田舎の生活では音楽を聴くためにはテレビをつけるかラジオを聴くことで自分の好きなアーティストなどを特に選べるでもなく聴くしか方法がないと思っていました。
まずそんな状況で私の家庭に現れたのがCDです。CDは自分の好きなアーティストだけの曲を買えばずっと聴いていられてこんな薄いお皿みたいなものから音楽が聴けるなんて科学の力ってすげーなと思った覚えがあります。

そして次に衝撃を受けたのがMDプレーヤーです。
まず、MDの媒体の大きさに驚きました。CDの小さい方でも直径8センチあるのに対して、MDはさらに小さい6.4センチなのです。
90年代はこういった小型化する技術は日本の得意なことなのかもしれないと幼心ながら感じ取っていました。
そしてこの小さいMDを再生するプレーヤーもまた小さいものばかりでした。私の兄が使っていたMDプレーヤーって何だっけかなって探していたんですが、あまりにも古い記憶で思い出せずにいます。。。実家に戻ったらまだ保管してないかな。。。
ただ次に兄が使っていたモデルははっきり覚えています。
「パナソニック ポータブルMDプレーヤー SJ-MJ50 レッド 」です。
なぜこれは覚えているかというと、浜崎あゆみのCMでよく見ていて兄もよく欲しがっていたのを覚えているからです。
そんなCMはこちらになります。
https://www.youtube.com/watch?v=WSfqGC9e9z4

久しぶりに見たけど、「あれ?こんな感じだったっけ?」っていう感想です笑 もっとなんか雪降っているような雰囲気の記憶だったんですけど、記憶なんていい加減なものですね。

これの何が欲しくなるポイントだったかって言うと、プレーヤーにドッキングすることでスピーカーにすることができるというのがこの商品の特徴でした。
ポータブルでスピーカーでも楽しめちゃうなんてなんてすごいんだと当時買っていない私でも興奮した覚えがあります。あと子供っていうのは何かと合体とかドッキングとかいう言葉に弱く、おもちゃ感覚でほしくなってしまいがちです。
実際に兄の買ったこのプレーヤーで何度もドッキングさせて遊んでいたりしました。ただ使ってみての感想ですが、正直MDプレーヤーの音質のままスピーカーで出力するため、そこまで音質が良くないなと当時でも思ったことがあります。
この時に感じたのはやっぱりコンポとかのあのでかいスピーカーとかごつい機械っていうのはそれなりにすごい機械だったんだなと見直したような気がします。

こんな感じで基本的には兄の世代が良くMDを使っていましたが、私もたまに拝借して曲を聴いて楽しんだりしてました。
一応私も晩年に発売された「MZ-RH1」というMDプレーヤーを持っていましたが、あまり使わなかったため、特段思い出がありません。。。
この頃には上記で挙げたように私もiPodを使って曲を聴いていました。

MDの良かった点は小型化したメディア媒体を交換し合える点は今にはない良い文化だなと思います。あと個人的にはガチャガチャとハードウェアに装着できたりするガジェット感覚が俺だけのMDをカスタマイズできるぜって感覚が良かったのかなと。
そういう小さいところまで自分のこだわりを尽くすことができる自由度があると凝ってしまうのが日本人の性格に合っていたのかもしれませんね。

それでは、また。