90年代生まれの戯言
田舎者のつぶやきブログ
食べ物

色々なラーメン

11月11日 麺の日
この日は1999年(平成11年)に全国製麺協同組合連合会が制定した日とのことです。
https://www.zenmenren.or.jp/men/day/index.html

こんな連盟あるんですね。
このページのレイアウトはなんだか00年代チックな感じがして懐かしくていいですね。

トップページ行くと404エラー起こして急に今風なサイトデザインになりますが笑
麺の日の経緯は11月11日がすべて一本の麺のイメージを連想するものから来ていそうです。

うどん 麺 丸い - Pixabayの無料写真

ちなみにこの日はすべての麺を総括して麺の日としておりますが、他にも1年365日には様々な麺の日があるようです。
7月2日 うどんの日
10月17日 沖縄そばの日
10月26日 きしめんの日
11月3日 ちゃんぽんの日
うどん以外は地方名物の麺が記念日とすることが多いみたいですね。まあそれもこの20年代で言えばども麺もある程度どこでも食べられるくらい流通するようになりましたが。

今日は麺の話。
私は20年以上北海道から出たことがありません。
そんな私ですが、今現在3年ちょっと仕事の関係で東京での生活を送っております。

北海道周遊の旅 | 2020/8/3-8, 函館・東室蘭・浦河・えりも岬・札幌・美瑛 | Eiichi Kimura | Flickr

最初の頃は東京の文化の一つ一つに感動を覚えながら生活していました。
その中で一つカルチャーショックだったのが麺料理の種類の多さです。

私のふるさと北海道ではその昔、90年代から10年代までのラーメン屋というのは醤油、みそ、塩ラーメンしか種類がありませんでした。

特に私の出身地の旭川は醤油ラーメンを名物とする地方性で全国に発信するほど醤油ラーメンをプッシュする店が多かった地方でした。時代が進むにつれてその味の偏りも多少は中和されつつありますが、やっぱり私の好きな旭川ラーメンはどれも醤油が多いですね。
とんこつラーメン?という言葉は知っていても、本物のとんこつラーメンを食すのは大学生になって一人旅で鹿児島に行った時くらいで札幌でも有名なチェーン店以外では早々お目にかかれるものではありませんでした。

そんな私が2017年より東京に来てから初めて見て味わったラーメンは数多くあります。
東京という場所は人も多ければ、その分様々な料理にも巡り合えるのだなと感動しています。
が、いかんせん東京の物価が高いのか私が安月給だからなのかわかりませんが、あまり滅多に外食はできないので、食べたいなと思いつつ行けないでいる店も多くあるのが最近の悩みです。

話がそれましたが、今日は北海道生まれの私が驚いた東京のラーメンを簡単に紹介したいと思います。

まずはサンマーメン。

File:Sannma-men.jpg - Wikimedia Commons

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3
サンマーメン自体は東京ではなく、神奈川県が発祥の料理らしいです。
あるあるなのか分かりませんが、最初見たときは「ラーメンに魚のさんまが入ってるのか?」と思いました。
全くどんな味か想像がつかない。が、それは違っており、語源は諸説ありますが中国語から取られているものと思われます。

これは私のよく行く居酒屋のメニューに置いてあったので、物は試しで食べてみましたが、要するにあんかけラーメンでしたね。
その店のサンマーメンは塩ラーメンをベースにしていたので塩ラーメンをあまり食べない自分としてはとても新鮮な味でした。

野菜もたっぷりあんかけの中に入っていることから栄養を取れる麺としても重宝できるかもなとも思いましたが、旭川のラーメン屋にはメニューとして野菜ラーメンがあるからあまり需要はなさそうかもですね。(そういえば東京のラーメン屋ではあまり野菜ラーメンって見ない気がするな…)

続いて二つ目はぱーこー麺

味玉排骨麺。排骨が揚げたてでよかった。 | Junya Ogura | Flickr

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%92%E9%AA%A8
これはまだ食べたことがありませんが、東京の少しさびれた老舗の中華やのメニューを覗くとたまに見ることができるラーメンです。ばーこーとは「排骨」と呼び、肉の部位であるあばら肉を指すようです。そのあばら肉を衣をつけて揚げたものが乗ったラーメンを通称でぱーこー麺と呼ぶのだそうです。

この麺はまだ食べたことがありません。
いつも食べてみたいなという願望は生まれるのですが、若干値段が他の料理より高めであることと店によっては入り口に料理サンプルが置かれていて、サンプルのぱーこー麺を見ると「これってとんかつをラーメンに乗せただけではないだろうか…?」という疑念がどうも注文を拒んでしまうということが3年続き、食べることができていませんでした。

そしてこのブログを書いていてわかりましたが、とんかつをラーメンに乗せているのではないのですね。。。
部位的にはスペアリブの個所を揚げたものであればどことなく食指が惹かれてきました!
今度見つけたら食べてみよっと!

最後は創意工夫のラーメンたち
これは別に東京でないかもしれませんが、なんか独自のラーメンを出す店が多いのは東京だなという印象で挙げさせていただきました。
これも私の行きつけの居酒屋のメニューなのですが、カレー担々麺という料理を出してきます。

それが今まで食べたことのないような味なんです。
スープカレーのようなスパイスが前面出てはおらず、あくまで担々麺のみそベースのスープの仕上がりとなっているので、口当たりがまろやかな仕上がりとなっており、かつ辛味はカレーのスパイスが加わるという味わいです。
この店以外でもその店独特のラーメンを出す店が多く、ラーメンの可能性の多さにいつも驚かされます。

ちなみに私の出身の旭川の居住区から少し離れた場所には豚ホルモンを乗せたラーメン「モルメン」が10年代頃から話題になり、旭川の名物になりました。

File:Spicy Morumen.jpg - Wikimedia Commons


それ以外にも札幌から全国にブームになったエビラーメンの潮流と言い10年代は様々なラーメンが出てくるようになりましたね。
20年代はどんなラーメンが出てくるのでしょうか。また新しく出てくるラーメンをいつまでもおいしく食べられるよう健康管理はしっかりしていきたいですね。

そういえばこのブログを書いてて気づきましたが、醤油ラーメンって「正油ラーメン」って見ることの方が多かった気がするなと思いました。

File:金華山らーめん 2012 (7278223100).jpg - Wikimedia Commons


で、調べてみると同じようなことをつぶやいているブログを見つけて、そのブログでは旭川ラーメン屋で「正油」と表記するお店の集計までご丁寧にやっていました。
結果は一番「正油」と書いていた店が多かったみたいです。

他にも調べてみると検索結果では旭川ラーメンの記事や新潟ラーメンでも使われているようなHPを見かけますので「正油」という表記は地方でしか使われていないのかもしれませんね。

それでは、また。